総合治水対策特定河川工事(防災安全・緊急対策)緊急防災対策河川工事 合併工事 東海地区
BEFORE
2020.10
AFTER
2021.02
工事内容
- 工事場所名古屋市中川区江松3丁目地内始め
- 工期2020年9月10日~2021年3月19日
- 発注者愛知県尾張建設事務所
- 工事概要
一級河川 新川の地震・高潮対策護岸工事
工事延長:97m,鋼矢板Ⅲw型14.5m:116枚,
鋼矢板45H型17.0m:12枚,根固め工:360m3,
構造物撤去工・擁壁護岸工:24m3,工事用道路工:1式
現場の声
新川は、名古屋市北部から西部へと流れる一級河川です。庄内川の洪水防止を目的に江戸時代に開削されましたが、平成12年の東海豪雨による堤防決壊では深刻な浸水被害を出しました。現在、治水安全度の向上の一環として、堤防の強化に取り組んでいます。
本現場は、堤防の基礎となる鋼矢板を河床深くまで打設する工事で、川の中に捨石が残置されているため一部をオーガー併用圧入機で施工しました。N値の小さい軟質層での施工となり、既設鋼矢板の傾斜修正や新設鋼矢板の水平確保等、施工方法を随時検討することで精度良く施工を完了することができました。